はっきり認定しにくい高次脳機能障害

交通事故にあった場合、その場ですぐに後遺症が発生するということは少なく、通常、時がたってから症状が出てくることが多いです。まずは隠れた後遺症というものがあることを認識しましょう。隠れた後遺症が起こりやすいのは主に脳に損傷を負った場合に発生する神経心理学的障害、つまり高次脳機能障害です。

記憶紹介や遂行機能障害、社会的行動障害や注意障害などの障害について、高次脳機能障害です。例えば感情のコントロールができない、意識を集中する事が出来ない、記憶や思考、また文章力の低下など、脳の障害によって様々な障害が起こるのですが、実はこの工事脳機能障害について、交通事故の後遺症として認定されたのは2001年、まだまだ専門家が研究段階ということもあり、後遺障害として認定されるためには非常に難しい障害といえるのです。

脳の損傷が原因で引き起こされる認知障害を総称し、高次脳機能障害というのですが、交通事故における関連性がわかりにくい・・・という障害なのです。脳の損傷ということによる障害のため、骨折などレントゲンなどから容易に判断できる症状ではない、つまり、認定するだけの証明書類が集めにくい障害です。

脳の障害ということで、交通事故後、急性期が過ぎ症状固定となってすぐに表れるかというとそうともいえず、生活の中で障害があることに気が付く、あとから障害が発生するということもあるので、非常に難しい障害です。